羊皮紙工房 八木健治による著作をご紹介します。
『羊皮紙をめぐる冒険』2024年、本の雑誌社
中世ヨーロッパの製法に従い 日本の風呂場で羊皮紙を作る
「ローマの学者プリニウスによると、古代ペルガモンの人が「動物の皮を紙にしよう」と思い立ったという。この皮を見ながら、どこをどうしたら紙にしようという発想が生まれるのか不思議でしょうがない。」(本文より)
独学で製法・文化を探究し、羊皮紙発祥の地ペルガモンの職人に認められる世界的専門家になった著者の奮闘記。
四六判並製 236ページ
ISBN 978-4-86011-494-7
[目次]
独りの羊皮紙職人が世界の羊皮紙家族に出会うまで
第一章 羊皮紙づくりのプレリュード
第二章 自宅の風呂場が工房に! 試行錯誤の羊皮紙づくり
第三章 よりよい羊皮紙を目指して
第四章 羊皮紙研鑽の旅
第五章 大英図書館での羊皮紙研究
第六章 羊皮紙の聖地ペルガモンへ
第七章 そして「羊皮紙専門家」へ
【巻末付録】「犬ガムで羊皮紙づくりプチ体験」
『羊皮紙の世界』2022年、岩波書店
羊皮紙について全く知らない方でも分かりやすいように、カラー図版をふんだんに盛り込んだ入門書です。
本物の羊皮紙のオマケ付き。
『羊皮紙のすべて』2021年、青土社
タイトルの通り、羊皮紙について「すべて」の情報を盛り込んだ著作です。実際に羊皮紙を使用するにあたり役立つ知識を得られます。