人類の歴史を支えてきた素材「羊皮紙」
プトレマイオス王とエウメネス王の間にある、図書館についての競争関係により、プトレマイオスはパピルスの輸出を停止し、そのためペルガモンにて羊皮紙が発明された。その後、この素材の使用が一般に広まり、人類の不滅性が確立した。
プリニウス『博物誌』13巻21章70節
「羊皮紙工房」は、紀元前から現代まで世界の歴史や宗教、芸術を支えてきた、神秘的な素材「羊皮紙」の紹介とその作り方など、羊皮紙に関するさまざまな情報を紹介するサイトです。
羊皮紙や羽ペンなどの販売も行っています。
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お知らせ
2025年2月と3月のイベント
2月26日(日):分担執筆を行った書籍『映画で味わう中世ヨーロッパ』(ミネルヴァ書房)のトークイベントにて、羊皮紙写本数点と映画『薔薇の名前』関連のミニ展示を行います。イベント詳細はこちら(書泉オンライン特設ページ)をご覧ください(展示については記載がないですが、イベントを盛り上げるために付随して行います)。
3月1日:目黒区美術館にて、展覧会「中世の華・黄金テンペラ画 - 石原靖夫の復元模写 チェンニーノ・チェンニーニ『絵画術の書』を巡る旅」のイベントとして、講演会「チェンニーニの時代の支持体『羊皮紙』」を行います。羊皮紙写本に触れることができるとともに、ひつじの生皮から羊皮紙をつくるデモも行う予定です。参加費無料。詳細はこちら(目黒区美術館ウェブサイト)をご覧ください。また、展覧会に羊皮紙工房所蔵の写本数点と羊皮紙制作道具なども展示しています。
新著『羊皮紙をめぐる冒険』発売
2024年11月29日に、著書『羊皮紙をめぐる冒険』(本の雑誌社)が発売されました。詳細はこちら(本の雑誌社ウェブサイト)をご覧ください。